スタッフ記事

梅雨入り

梅雨が来ましたね。今年は例年よりも早いようにおもいませんか?

どうも、mizです。おひさしぶりですね。梅雨入りで困ることはさまざまですが、日本全国で共通するのは川の氾濫とかでしょう。現在、新型コロナウイルスの影響でそちらにかかりきりの政府ですが、おかげでこういう自然災害などに関する対策は話し合われる機会が失われていますね。
でも、こういう時こそしっかりしないといけません。同時多発的な被害に弱いということはこれまでの被災で散々学んできているはずですから。

というのも、政治という言葉はもともと「治水」を意味していたんですね。
今日は少しだけ、そんな、大学生らしいお話をしたいと思います。

 

治水という原点

政治というのは、そもそも文明的な集団生活がはじまった時に、治安を必要としたところから始まります。古代のマヤ文明、エジプト文明、メソポタミア文明、など、すべての文明は川の近くで興っていることはご存じの通りだとおもいますが、だからこそ、治安の第一課題は治水だったわけです。

この治水の重要性は人類の生活様式の変化を考えてもうかがい知ることができます。移動しながらの生活では、その中心は狩猟でした。しかし、どこかにとどまり移住するとなれば、その中心は農耕になるわけです。文明が川を必要とした背景には当然この農耕の重要性はたかいわけで、治水も必要不可欠だったわけですね。

治水とはなにか

ひとことで「治水」といっても、何をするのでしょうか。基本的には、河川の水の運用方法の確立など、いろいろ考えられますが、最も重要なのは川の氾濫の防止です。川の多い日本でも古来よりこの問題は度々取り扱われており、川の氾濫を防止したことで名を上げた偉人もちらほらいますよね。たとえば、時代は全く異なりますが、僧侶として知られている行基や空海。武将の武田信玄、豊臣秀吉、少し前に話題となった黒田官兵衛も該当します。日本の河川は、細く浅めで長く、山から流れてくるということで高低差があることが特徴です。しかし、文明が起こったエジプトなどのナイル川を考えるとその規模は海といえるほどです。そんな川が氾濫したら、津波に襲われるも同然ですよね。すなわち、治水とは古代文明において、生活の根底を支える農耕の原点を維持すること、生活そのものと人命をまもること、という大きな二つの意味があったわけです。ですから、治水は最も重要なファクターでした。当時は神代の時代ですから、川の氾濫はそのまま神の怒りと考えられていました。祭事が農耕の神中心で行われ始めたのはこのころですが、同時に川や海など、水の神様としてもあがめられたのは必然でしょう。政治とは、政(まつりごと)を治めると書きますが、まさに、それすなわち「水を治める」と同義であったわけです。

現在の政治形態の誕生

治水よりも金融的な手法が国力そのものとして考えられるようになり、政治の在り方が変化したのは実は近代になってからなのではないかと、私は考えています。もちろん、戦争や内戦はおおく、日本ではつい最近まで武士同士の争いをしていたわけで、そのころのヨーロッパといえばすでに世界進出を目標に成長し、人生とは何かについて様々な哲学、思想がうまれていたので、「政治形態はもっとまえから治水いがいのものに本質移ってるだろ」と言われても仕方ないでしょう。

しかし、はっきりと金融がメインになってきたのはやはり近代です。その証拠としてわたしがとりあげたいのはユダヤ人の表舞台における台頭です。ユダヤ人は古代より、この金融政策に長けていました。彼らはヘブライ聖書(いわゆる旧約聖書)の終焉とともに表舞台からながらく消えていました。ディアスポラとよばれる離散状態です。しかし、常に彼らには帰属意識があり、ひそかにチャンスをうかがい続けていました。結果、近代になっておおくのユダヤ人が表舞台に表れ、その金融的な手腕を駆使し、参謀的な役割で重宝されるようになりました。これを機に、政治の在り方は内政の側面よりも、対外的な外交にシフトしていきます。当然、河川の付近ではない居住も増えたため、治水の重要性は相対的に下がったと思われます。

日本における治水

このような世界的な政治形態の変動をうけて、日本はそれについていこうと開国以来、必死になっています。しかし、そのために日本特有の性質を忘れてはいけません。日本は島国、かつ国土の7割が森林や山でおおわれています。すなわち、河川のない地域など存在しないといえます。政治とは治水である、という古代の知恵はヨーロッパ諸国やアメリカ式では古くても、日本ではむしろ常に付きまとう話なのです。

毎年、大雨振ってるし、台風もすごいしね。川の氾濫を完全に抑えた一年とかないと思いますが、それって日本に住む人間としてどうなんでしょうかね。やはり、まずは自分たちの生活を守ることが本質ですから、政治とは何か、ということについては今後とも考えていきたいものですね。そういうことをしっかりと考えて投票とかをしたいものです。

 

すこし、最後のほうは話が変わってしまいましたが、じめじめとした季節。ゆっくりと時間を使うことも大切にして有意義な時間を過ごしたいものですね。それでは。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。