お店のレシピ紹介

無責任な料理教室スタート~家庭向き~

賄いデビュー

無責任な料理教室とは??

今回、始める料理教室はレシピや作り方ではなく、自分が今まで経験して良いと思った料理の考えや解釈を紹介します。料理の本を見て作ったけど残念な結果はよくありますね。作り方やレシピ以外の所に秘密があると思います!

しかしながら料理は嗜好品で、正解も答えも御座いません、ご紹介した料理が全ての方にご満足頂けるとは思いません。

今後、自分自身の経験により考え方や解釈が変わる事もあるあるで、『以前と話が違うぞコラっ』と思われることもあるでしょう!

まさにテレビのワイドショーの無責任なコメンテーターみたいに、無責任極まりない所在でございます。

言いっぱなしで未来に責任を取らない事をお許しくださいませ~(笑)

カジュアルなサーモンを自分なりに美味しく出来るか考えてみました。

身がピンク色の琵琶マスや信州サーモン等のお魚は高級で美味しく☆素晴らしい食材です!しかしながら価格も高く頻繫には食べれません。

そこで登場するのはなにかな?

ご回答します!

カジュアルなサーモンとは養殖サーモンなり。

産地はチリやノルウェー等の海外もの

そこで思考を張り巡らせてどうすれば美味しく出来るか考えてみました。

 

養殖ものと天然の違い、一番の違いはです。養殖特有の脂を出来るだけ取り除ければ美味しくなると思いました。

では、どうすればいいの??

調理法には簡単に焼く・煮る・蒸す・揚げる等が考えられます。

どれにしようかな~?? 

💡 自分は蒸すことを選択しました。💡

蒸すことにより脂を出来るだけ取り除けると考えました。

では、さっそく作って行きましょう!!

LET’S GO

塩で下味

先ずは塩で下味を浸けます。

ここでワンポイント/どんな塩を使っていますか??

塩はどんな料理にもほぼ100%入っています。故に非常に重要な食材です。

種類も沢山あり特徴も様々。

安くても食塩はNGです。ただしょっぱいだけでオススメしません。

今回のお勧めの塩はサラサラでまろやかな塩味『博多の焼塩』かな!

サラサラしてるから均一に塩が振れます。

一般的にお買い上げ易いのでオススメです

では行きましょう!!

均一に塩を振りましょう!塩を振ることにより身がしまり、下味が付きます。

塩を均一に振るために便利なアイテム!100均でも売ってますよ

塩の量は好みです。凡庸性を持たせるため僕は軽めにします。

少し時間を置きましょう!20~30分位かな。下味を浸けると同時に食材の温度を常温に戻します!

穏やかに蒸します

重要ポイント

蒸し方は、蓋をして弱火で水からゆっくり温度を上げて行き、沸騰したら火加減は最弱の弱火にして、蓋は軽くずらして優しくじっくり時間をかけて火を入れて行きます。先ほど塩をして20~30分位放置する理由は、常温に戻すことにより、素材に出来るだけ負担をかけなくするためです。

もし冷蔵庫で冷やしたサーモンをぐらぐらに沸騰した蒸し器に入れ、ぴっちり蓋をして蒸しても出来ますが、急激に表面から火が入って、中心に火が入る頃には全体がパサパサになると思われます、オススメはしません。

蒸しあがり、脂を落としました

蒸しあがりました。時間の目安は決められません!蒸し器の大きさやサーモンの量、微妙な火加減で変わります。箸で中心を突き、軽く一口食べてみましょう。そう食べるのが一番です。

蒸し器の下段

蒸し器の下段の写真です。解かりづらいですが、蒸して脂が落ちている状態です。

ほぐしサーモン

冷めたら、指で簡単にほぐせます。個人的には粗目が好きです。

サーモンフレークは凡庸性があり優秀です。

フライパンで生のサーモンパスタを作ると、炒める時にフライパンに引っ付いて大変です。

フレーク状なら、クリーム・トマト・オイル・バター系、全てに対応できます!

当店のサーモンとホウレン草のクリームパスタには、こちらのフレークを使用しています。

☆そこで登場したのは☆

アルバイトの山本です。店長に教えてもらい人生で初めて賄いパスタを作ります~!

期待の新人アルバイト☆陸上部でスポーツ万能

 

簡単に作り方を公開します!

パスタ麺120gの場合(ディチコ/スパゲッティーニ1.6mm/7分ボイル)

  • 生クリーム140㏄(理想は脂肪分35%、脂肪分の%が上がるほど過熱によって分離しやすくなる)
  • サーモンフレーク60g
  • ボイルほうれん草お好み(火入れは最小限に、色が飛びます)
  • バター15g
  • パルミジャーノチーズ適量
  • 塩、コショウ適量

ボイルほうれん草以外の材料をアルミフライパンに全て投入して、優しい火加減で煮詰めて下さい。トロリとした濃度状態になればソース完成。煮詰め過ぎたら水、もしくは牛乳で伸ばせば濃度は戻ります。

ほうれん草以外の材料を鍋に投入
煮詰めてソース完成

それでは麺を湯がきましょう!

たっぷりのお湯に粗塩を入れて沸かし、麺を7分ボイルしたらボイルほうれん草と一緒に鍋に投入しソースと麺を馴染ませます。その時に緩やかに麺を泳がす火加減が大事です。お好みの濃度と塩加減で調味して完成です。

博多の粗塩:見た目はモサモサゴツゴツしている。味の特徴はおだやかな塩気とミネラルが豊富!ミニポイント(用途により塩を使い分ける)サラサラしてないから打ち塩には不向き

賄いデビュー

注意:フライパンは熱伝導が緩やかな鍋を使用してください。鉄のフライパン、テフロン加工は絶対にNGです。急激な温度上昇に生クリームは耐えられず分離します。

ポイント:か弱い生クリームには優しく接してあげて下さい。

パスタ以外にも、オムレツ・おむすび、・グリーンサラダのトッピング・チャーハン等、まだまだ幅広く使えます。自由な発想でいろんな料理にお使い下さい。

おむすびやチャーハン等、ご飯ものに使う場合は下味の塩を強くすると、美味しく食べられと思います。使う用途により塩加減を調整することが大事だと思います。

料理のセンスあり

僕でも美味しく出来ましたよ~是非☆皆さんもお試し下さいね~!!

身近でカジュアルな食材を美味しく食べる事が好きです